異世界に行ってたっぽい


117 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:27:58.42 ID:hiOYXcXH0

仮に異世界があったとしてだよ
他の話も本当だとするとだよ
世界間のエネルギー障壁越えてきたのに無事に戻ってこれる確率が高すぎる

年間行方不明者8万人
そのうち1万人が異世界に行ってたとかなり多目に仮定して
そのうち1000人が分子レベルで分解されずに無事で
そのうち100人くらいがもう一度この世界に帰れて
そのうち10人が分子レベルに分解されずに無事で
そのうち2ちゃんねらーが5人くらい

さすがに確率高すぎだろ

120 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:32:06.64 ID:PTel42i70

>>117
僕文系ですしエネルギー障壁とかまったくわからんです・・・
寝てたら行っちまった?からなあ・・・



122 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:33:54.23 ID:hiOYXcXH0

>>120
世間ではそれを夢って言うんだぜ

123 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:36:09.69 ID:PTel42i70

>>122
夢なのかもなぁ
実際に証明しろと言われても無理だろうしな
でも夢だとしてこんなに長い夢を起きたときほとんど忘れずに覚えてるっていうのは
結構不思議なことじゃないかな?

129 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:48:21.30 ID:hiOYXcXH0

>>123
ほとんど忘れてるんじゃね?
実際はもっと沢山のことがあったかも知れない
現実世界のことすらほとんど忘れてる

あとなんか幽体離脱スレには数ヵ月も夢の中にいられる奴がいるらしい

118 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:30:35.27 ID:PTel42i70

車内からビビりつつも元カノに電話をかける
元カノ「バスケ馬鹿お疲れー!」
俺「馬鹿ってwww何する約束だっけ?」
元カノ「ラーメン奢ってくれるっていってたじゃん!」
俺「ああ、そうだったな」
元カノ「まったく・・・本当適当なやつなんだから・・・。今行くから待ってて!」
左利きの俺は元カノとどんなラーメン屋行ってるんだろ、とか思いつつ待つ

119 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:30:51.15 ID:yt0TGU7g0

愛のパワーで向こう側行けたんやな

121 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:33:41.90 ID:PTel42i70

>>119
それ言われると正直素直には肯定出来ないんだよな・・・
心のどこかで早く亡くなってしまった彼女を恨んでた気もするし
まぁ、理不尽な感情なんだけどさ

125 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:41:59.23 ID:PTel42i70

とりあえず続けるぜ
元カノが家から小走りで出てきた
見たことない服だったけど私服の元カノはすごく懐かしい感じがした。
元カノ「今日もお疲れ様ー!オペレーターさん今日不良品出しすぎだからww」
俺「仕方ねーだろだって」
元カノ「だって?」
俺「いや、別に・・・」
機械が左右反対でしたなんて言えるわけねーだろ

126 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:43:17.82 ID:gOK21Upo0

あれ?>>1のスペックも元カノのスペックもないぞ?

131 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:48:53.23 ID:PTel42i70

>>126

スペック


24歳
フツメンということにしてくださいすいません
機械オペレーター
バスケ馬鹿

元カノ
享年17歳
俺は可愛いと思う
女子高
水泳部
Dカップ
デブではない
バームロール大好き

128 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:47:41.82 ID:F4yGeZEf0

なんか泣けるな

130 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:48:42.41 ID:F4zOo7VT0

読んでるよ、頑張れ

132 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:50:38.44 ID:F4yGeZEf0

7年会ってないのによく元カノだって分かったな

137 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:58:01.50 ID:PTel42i70

>>132
あんまり変わってなかったかな
せいぜい髪の毛の色が変わったぐらいで
よくみるともっと違いがあったのかもしれんが

135 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:56:49.78 ID:PTel42i70

機械オペレーターって数ミリ単位で調整するからだいぶ苦戦したわ
ネジの溝も逆方向なんだもの

俺「んで、どこのラーメン屋行こうか?」
元カノ「は?いっつも行ってるとこに決まってんじゃん」
俺「えっと、やばい暑さで度忘れしましたww」
元カノ「○○高校の近くの!」
俺「それって××家?」
元カノ「そこしかないじゃーん、早くーお腹減ったー」

ねぇ元カノさん
そのお店出来たのあなた亡くなってからですよ
しかもそれ俺の行きつけの店ですよ

138 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:06:05.19 ID:PTel42i70

ラーメン屋に到着
おばちゃんにあんたらいつもマズイラーメン食べに来てくれてありがとねー!と言われる
元カノはいやいやこのマズさが病みつきになるんですよー
おばちゃん&元カノ爆笑
お前らどんだけ仲いいんだよ・・・

139 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:06:25.92 ID:gie/9Jpw0

切ない(´;ω;`)

140 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:14:49.56 ID:PTel42i70

おばちゃん「いつものでいーんかい?」
元カノ「おばちゃんよろしくー!」
おばちゃんがなぜか子供用?の小さいラーメン用の器を持ってくる
そして彼女がその器を自分に引き寄せる
彼女のもとに半チャーハンが届く
おい、お前そんなに食うの?と思っていると
俺のラーメン到着
おい待ておばちゃん
俺のいつものは醤油ラーメン多め固め濃いめの並だぞ
これ、味噌だし大盛りじゃねーか!
すると彼女はおもむろに俺のラーメンを自分に引き寄せ、小さい器に移しだした

なるほど、こいつ昔から味噌ラーメン好きだったもんなぁ
でも量が多いからって言っていつも残していた
確かにこうすれば好きなもの残すの気にしないで食べれるもんなぁと

おれも彼女が生きてるうちに思い付いてればなぁと思った

142 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:20:48.83 ID:gOK21Upo0

彼女かわいいww

143 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:21:56.10 ID:PTel42i70

ラーメン食べながら何か妙に彼女が俺の顔を見てくる
俺「なんかついてる?」
元カノ「黒子いっぱいついてるよww」
俺「うるせぇwwwアホwww」
元カノ「バスケ馬鹿にだけは言われたくないわwww」

なんか俺馬鹿にされてるだけだったような気がするけど、
他愛のないこんな会話が嬉しい半面いちいち心に刺さってた

144 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:25:40.74 ID:7nJLvNPL0

イイハナシダナー

145 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:34:14.09 ID:PTel42i70

元カノ「ねぇねぇ」
俺「んー?」
元カノ「記念日までもうすこしだね!」
記念日、記念日・・・
あれ?いつだったっけ?
俺「ああ、そういえばそうだな」
元カノ「あんた忘れてるでしょ?口とがってる」
母さんが発見した俺が嘘をついたときの癖である
元カノ「あたしが初めて告白した日でしょーが」
俺「あ、わかった」
元カノ「わかったじゃなくてせめて思い出してって言ってよ・・・」
ちなみに記念日はロマンチックな元カノのせいで閏年となっております

146 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:36:39.86 ID:Qhkq6YUX0

切ない
みてるぞ(´;ω;`)

147 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:37:10.59 ID:PTel42i70

俺「つか閏年なんてまだあと3年も先じゃんか」
元カノ「え?何いってんの?来年じゃん」
ここでiPhoneのカレンダーで調べて気付いた
閏年がこっちとずれている
まぁだからと言ってそこまで騒ぐことでもないが俺は結構動揺した



148 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:42:19.48 ID:PTel42i70

元カノ「ほっくろー♪ほっくろー♪」
俺の黒子をつつきまくる
俺「気功つくのやめてもらっていいすか」
元カノ「だってあたし食べ終わったし暇じゃん!」
実はこいつ
食べる量が少ないと言うだけで速度はすこぶる早い
だから昔から俺がいつも待たせる
んで、いつもちょっかいを出される
もう無理、限界
俺は泣き出しまたしてもカオスな空間を発生させた

149 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:44:21.31 ID:8MySLWWx0

すげー切ない
頑張って書いてくれ

150 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:44:58.70 ID:PTel42i70

俺「そうやってちょっかいだしてくんじゃねーよ!」
元カノ「ええええええ!そんなに嫌だったの!?」
俺「嫌じゃねーよ!」
元カノ「じゃあなんで泣いてんのー!」
俺「うるせーアホ!」
元カノ「えええええーそんなー!」

俺は会計を済ませ彼女に慰められつつ車に戻った

153 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:52:43.71 ID:PTel42i70

元カノ「つっついてごめんなさい。悪気はなかったよ」
俺「ごめん、別に嫌だった訳じゃないんだ」
元カノ「ならいいんだけど・・・」
俺「情緒不安定かもしれんわwww」
元カノ「まじかwww」
俺「本当に嫌じゃなかったから次はつっつかれても泣かねーよwww」
元カノ「じゃあその顔に穴開くほどやってやるぜwww」
俺「それはやめてwww」
元カノ「あははははwwあ、そうそう聞きたいことあったんだ!」
俺「ん、何?」

154 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:53:51.72 ID:F4yGeZEf0

彼女のノリが可愛すぎる

159 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:03:25.39 ID:PTel42i70

元カノ「すごく気になってたことがあるんたよねー?」
俺「だから何だよって?」
元カノ「今日右手ばっかり使ってるけど、左手ケガでもしたの?」
俺「え?ああ、ちょっとねー」
元カノ「ああだから今日は左手で手繋いだんだねー?
普段利き腕は自由にしとかないと危ないとかいってたからさー」
俺「今は自由になるの右手だからなww」
こいつたまに鋭いから本当に怖い
この時は本当に冷や汗ダラダラ
元カノ「あと1個だけいい?」
俺「ん?何?」
ここで元カノが少し震えているのがわかった
俺は何で震えてるのかわからずにとりあえず冷房を切った

彼女は俺に震えながら涙目で聞いた

さっき見てて気付いたんだ。なんで黒子の位置が反対の位置にあるの?

161 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:08:01.53 ID:F4yGeZEf0

急に怖くなってきた

162 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:09:56.26 ID:gie/9Jpw0

俺も震えた

163 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:13:04.58 ID:PTel42i70

俺は何も言葉を出せなかった
彼女は泣き出した
元カノ「ねぇ、何で?何で?何で?」
俺「いや・・・」
元カノ「ちゃんと答えてよ・・・。訳わかんないよ。不良品だっていっぱい出すし。
あんなに機械扱えない人じゃなかったし」
俺「ちょっと待て、俺はそこまで仕事出来ないわけじゃない」
元カノ「実際出来てなかったじゃない!」

本当にぐうの音もでません
職場で仕事を見られているのも考えもんだ

164 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:19:27.05 ID:PTel42i70

元カノ「ねぇ誰なの?」
俺「え?」
元カノ「だって俺君じゃないもん。だから誰なのって聞いてる」
俺「俺は俺だよ・・・」
元カノ「違うよ!似てるけど全然違う」
正直この言葉は俺には痛すぎる一撃だった
そうなんだよな
俺がこの世界をおかしいって思うってことは
こっちの世界で育ってる俺を見て元カノがおかしいと思うことは
なんら不思議なことじゃない
でも、今まで生きてきた中で言われてきたどんな言葉よりも辛かった

168 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:28:10.64 ID:PTel42i70

俺はもう頭狂ったと思われてでも説明するしかないと思った
必死に説明した
体育館から
道路から
家から
仕事から
そして元カノのことも

聞き終えた元カノは一言

とてもじゃないけど、信用できる話じゃないね。私帰るから送ってって。

俺は元カノを家に送った
ああ、終わったんだなぁと思った

169 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:34:02.69 ID:awXJevBk0

そう考えると彼女の知ってる俺はどこに行ってしまったんだろうな…

170 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:35:30.89 ID:PTel42i70

そのあとはもう呆然としながら
風呂に入り
寝床に着いた
今度は違う意味で彼女を失ってしまった
いや、そもそも俺は顔が似てるだけで手にいれてなんかなかったんだな
馬鹿らしい
こんな世界でずっと生きていかなきゃいけないのか
そんな考えを巡らせているうちに2回目の朝がきた

173 :忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2013/09/15(日) 21:40:31.98 ID:vf+jnR030

(´;ω;`)ウッ…

174 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:44:56.83 ID:PTel42i70

俺はもう仕事に行かないつもりだった
このまま消えられればいいと思った
タオルケットにくるまって人生を投げ出していると
部屋のドアが開いた
母さん、部屋に入るときはノックしろって

175 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:50:11.42 ID:PTel42i70

するとタオルケットがひっぺがされた
元カノだった
え?と思ったその瞬間
ばちこーん!
平手をくらった
俺は久しぶりに視界に星を見た

178 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:59:02.01 ID:F4yGeZEf0

いいね、続き期待してる

179 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:03:10.57 ID:gie/9Jpw0

わくわく

182 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:09:29.02 ID:PTel42i70

元カノ「昨日はひどいこと言ってごめん」
俺「え、いや、あ」
元カノ「色々考えたよ。私の彼氏は謎の組織にやられちゃったのかなとかさ。
でもさ、そんな人じゃないじゃん。何かの秘密握ってそうな感じもなければ、
そんなに優秀なわけもない」
俺「それは言い過ぎじゃ・・・」
元カノ「それに思うの。あなたがもし俺君じゃなかったとしたら、
何で嘘をついたときの癖が一緒なの?そんなのおかしい」
元カノ「それに、あの話をしてるときの俺君は
真剣にバスケの話をしてるときと同じ顔をしてたよ」
どんだけバスケ絡んでくんだよ・・・
元カノ「あたしは信じようと思う。本当に馬鹿らしいしアホな話だけどさ、俺君は俺君だよ。
俺君じゃなかったら別に好きでもない味噌ラーメン無理に食べないでしょ?」
味噌ラーメンのくだりで笑顔になった彼女をみて俺は号泣した



183 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:10:03.67 ID:4V2pMva00

異世界なんてものがあるなら、脳はいらない
きっと錯覚したんだよ 夢を見たんだな

184 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:14:43.21 ID:PTel42i70

みんなの意見は正しいと思うよ
でも俺自身としては俺の意見も捨てがたいからさ

185 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:19:28.67 ID:SBzWCAci0

いいからはよ!

188 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:23:47.53 ID:kL+z4qN+0

こ、これはクルなぁ…
いつもとは違うパターンの展開で引き込まれるわ

はよ続き

191 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:24:47.80 ID:PTel42i70

俺はまたしても彼女に慰められつつ、そして尻を叩かれつつ会社にいく用意を始めた
彼女の車に乗る
彼女の車は左ハンドルのプリウスだった
俺はプリウスに乗ったことがなかったのでちょっとテンション上がってはしゃいだ
元カノには、どんだけはしゃいでんのwwと笑われた
車に乗りながら彼女が一言
あたしさぁ、左ハンドルって運転しにくいような気がするんだよね、と

196 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:29:05.96 ID:ChYw3Rk0O

なんか知らんが胸あつ

198 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:32:48.41 ID:u5oWNNNI0

ちょっと中学校の体育館で寝てくる

199 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:34:15.90 ID:PTel42i70

俺「だって教習から左ハンドルならそっちのほうがいいんじゃないの?」
元カノ「そんなことないよー、みんな右折するのめちゃめちゃ難しいって言ってるもん
左折は簡単だけどさ」
俺「確かに左折は楽そうだなww」
元カノ「今度俺君の右ハンドル車運転してもいい!?
前は左ハンドルだったのにいつ改造したの?って感じだけどww」
俺「やだよ、ぶつけたら任意保険どうなるかわからんし」
元カノ「ていうかそっちの保険こっちでつかえるの?ww」
俺「」

210 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:55:18.67 ID:awXJevBk0

>>199から察するに車ごと>>1は異世界にワープしたってことだな
ってことはやっぱり中学校って場所が重要なんだろうな

214 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:04:34.20 ID:PTel42i70

>>210
たぶんそうだと思う
この世界の車とこの世界の俺もこっちの世界飛ばされてたりしたらうけるな

202 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:37:04.23 ID:kL+z4qN+0

こんなパラレルなら行ってみたい

203 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:43:57.16 ID:PTel42i70

今日は土曜なので3時が定時となる
職場に着いた俺は不良品を出しつつもなんとか目標の数字をクリアできた
四苦八苦している俺の様子を元カノがニヤニヤしながら見ているのはなんとなくわかった
元カノいわく、普段は俺が機械を早く動かして元カノ含むパートを
馬車馬のようにこきつかっていたらしい。絶対に偏った意見だと思う

207 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:49:29.38 ID:PTel42i70

そんで仕事が終わり、彼女と朝約束した場所に向かうことにした
そう、俺が爆睡した中学校である
正直行くのが嫌だった
彼女とも少し話せるようになったのに戻ってしまうことが
でも心配してくれている元カノの気持ちを考え男らしく行くことにした

208 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:51:44.49 ID:5sLVqjqC0

彼女にしてみたら目の前の彼は異次元の彼って理解したみたいだけど
んじゃ元々居た彼はどこいったの?って半狂乱になんないのかなー?
なんてつまんないこと思ってしまった

213 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:03:09.05 ID:PTel42i70

>>208
元カノいわく、二人がであってケンカになっても困るし、
それに最近あたしの作ったプリン不味いって言ったから謹慎した方がいいんだー!
って言ってた
強がり丸出し過ぎてせつなかったけどな

224 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:15:20.24 ID:PTel42i70

元カノ「ここ久しぶりにきたなぁー、先生いるかなぁ?」
俺「車一台も停まってないしいないんじゃね」
そうそう説明してなかったけど、この中学校は元カノの母校だったんだよね
俺の中学校と仲悪かったから当時はとてもじゃないけど入れなかったのを覚えてる
ふと思う
あともう少しで6時になる
車もない
この前と違うのは元カノがいることぐらいだなぁって

230 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:26:29.14 ID:PTel42i70

俺「なぁなぁ」
元カノ「んー?どうしたー?」
俺「文化祭の時実はさ、一瞬誰だかわかんなかったんだよね」
元カノ「はぁ!?なんでよ!?」
俺「だって髪の毛めっちゃ茶色くなってんだもん」
元カノ「塩素パワーだからww悪いこじゃないからwwていうか
何でそんな心にしまっておけばいい話しだすの!?」
俺「いや、こっちの俺が羨ましいから、こっちの俺が帰ってきたら
一発ぐらいビンタされてもいいんじゃないかなと」
元カノ「その陰険さはどっちも一緒なんだね、はぁー」
俺はやっぱり俺なのか?

231 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:28:56.81 ID:QgnOZugfi

彼女にこっちの世界で亡くなってることは言ったの?

232 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:31:10.39 ID:PTel42i70

>>231
言ったよ
そしたら「あたしあの頃ひかれかけたことならある」って言ってた
何で覚えてるか聞くと
「それぐらいしかひかれかけた記憶がない」ってさ

236 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:37:53.82 ID:PTel42i70

俺「もうすぐ6時だ」
元カノ「あぁー、本当だね・・・」
俺「なんで寂しそうなんだよwwもうすぐ彼氏帰ってくるかもしれないのにさっww」
元カノ「うん、だけど・・・」
俺「浮気か?」
元カノ「ばか!いい加減にしろ!」
怒られた

237 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:39:35.16 ID:ChYw3Rk0O

俺さん同士が車ごと入れ替わってたのかなぁ
鉢合わせして欲しい気もするが

続き早よ

238 :名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:42:58.03 ID:QgnOZugfi

亡くなった人と再会、ましてや相手は彼女なんて…
嬉しいけど切な過ぎる

240 : ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:47:14.60 ID:PTel42i70

俺「ごめん、調子にのった」
元カノ「それはいつものことだから気にしてない」
俺「おいこら」
元カノ「いくら世界が違うかもしれないっていったって
俺君がいなくなるのは寂しいし怖いよ」
元カノが泣いてしまった
俺「俺なんかがこっちきてごめん」
元カノ「なんでそんなことばっかり言うの!!」
俺「でも俺、お前に会えてすげー嬉しかったよ。成長したお前に会えると思わなかった」
元カノ「単身赴任のお父さんみたいなこといってるよ」
俺「お前な」
元カノ「ねぇ、いいの?」
俺「何が?」
元カノ「俺君があたしとほとんど目を合わせてないのばれてないとでも思った?」
元カノ「ちゃんと見ておかなくていいの?」