【進撃の巨人】エレン「夜の立体起動?」


 

41:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 03:56:14 ID:bUIu3Sog

エレン「アニがS●Xを教えてくれるのか? 助かるぜアニ」

ミカサ「エレン待って、私が教える」

アニ「いや私が教える。こう見えて私は経験豊富なんでね」

ミカサ「さっき、やったことはないと話していた。見栄を張ってエレンを欺こうとするなら、肉を削ぐまで」スチャ

エレン「落ち着けよ2人とも。俺とミカサとアニの3人でS●Xすればいいだろ? な?」

アニ「そ、それはちょっと――」

ミカサ「エレン落ち着いて、あなたは自分が何を言っているのか分かっていない」

エレン「なら順番にS●Xするか。最初がミカサで次がアニな」

アニ「なんで私が後回しなんだよ。どうせ初戦で精根尽き果てる癖に」

ミカサ「エレン、アニとセッ――そんなことをしてはダメ。エレンには私がいる」

アニ「でもエレンは私との行為も望んでいる」

ミカサ「アニはジャンとでもやっていればいい。私はエレン、エレンは私」

アルミン(時すでに遅かったかぁ)コソコソ

ジャン()シクシク

 


42:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 04:05:21 ID:bUIu3Sog

ユミル「おいそこのド天然」

エレン「なんだよユミル」

ユミル「男なら、S●Xの相手を1人に選んでみろ。それが男ってもんだ」

ユミル「不特定多数の相手とS●Xを繰り広げている様じゃ、結局みんなが不幸になる」

ユミル「女はな、1人の男を愛したいんだよ。だからエレン、今ここで決めるんだ」

ユミル「いったい自分は誰に愛されたいのか。誰に愛されるよう努めるのか、考えろ。そして導き出せ。今、ここで」

エレン「……」

ミカサ「」ウルウル

アニ「」ドキドキ

クリスタ(唐突なシリアスな室内を襲う)

エレン「さっき、アルミンにも同じようなことを聞かれたんだ」

エレン「俺にとっていちばん尊くて、俺のことをいちばん大事に想ってくれているのは誰なのか、考えたんだ」

エレン「そうして導き出した結論だ」

エレン「ミカサ、俺とS●Xしよう」

ミカサ「エレン!!」ポロポロ

 

43:以下、名無しが深夜にお送りします 2017/05/23(火) 04:51:57 ID:JWYVkfA6

ユミル様イケメン

44:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/24(水) 00:01:40 ID:TQeid0bI

【空き部屋】
ミカサ「エレン、ちょうどいい頃合いの部屋があってよかった」

ミカサ「薄暗い。ベッドもある。壁も厚い。環境としては申し分ない」

ミカサ「ここなら心置きなく、夜の立体起動に没頭できる」

エレン「おう、そうだな」ソワソワ

エレン(ユミルたちにここへ案内されて2人きりにされたけど、一体なにが始まるんだ?)

エレン(そもそも立体起動って、外でやるものじゃないのか? どうしたってこんなところに……)

ミカサ「エレン、私は今から服を脱ぐ。ので、あっちを向いていてほしい」

エレン「おう……って、え!? は!?」

ミカサ「夜の立体起動は、互いが一糸纏わぬ姿でおこなうもの」

ミカサ「大丈夫。恥ずかしいのは、私も同じ」

エレン「いや、意味わかんねえぞ。どうしてお前が俺の目の前で裸体を晒そうとしてるんだ。人前で素っ裸になるなんてお前は奇行種か!?」

ミカサ「仕方ないでしょう。それが……夜の立体起動なんだから」

 

45:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/24(水) 00:11:49 ID:TQeid0bI

アルミン「エレンが狼狽しているよ。予想通りのマヌケ面だ」ヒソヒソ

クリスタ「なんだか2人のこと覗いちゃって悪い気がするよ」ヒソヒソ

ユミル「構やしないさ。あたしが2人を結び付けてやったんだ。これくらいの楽しみがあってもいい」ヒソヒソ

アニ「ユミルは最初から、ここでプレイを覗き見ることが目的だったんだね」ヒソヒソ

ユミル「アニは見たくなかったら帰っていいんだぜ? 内心複雑だろう?」ヒソヒソ

アニ「不思議なもんで、見たくないけど見ちゃうんだ。踵を返そうとしても足が動かない」ヒソヒソ

ユミル「そうかい。まあ、複雑な心境なのはアンタだけじゃなさそうだが」ヒソヒソ

ジャン「ミカサァ……とても綺麗な黒髪だった……」ウルウル

アルミン「ちょっと泣かないでよジャン。本気でミカサを狙っていたの? 噴飯モノだよ?」ヒソヒソ

ジャン「俺の好みだったんだ仕方ねえだろ……ミカサ・アッカーマン……そなたは美しい……」ポロポロ

 

47:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/25(木) 04:30:56 ID:apQAq0Z6

ミカサ「そうだエレン。ただ私が服を脱ぐだけでは淡泊」

ミカサ「エレンに脱がせてもらった方が私は嬉しい」

エレン「は!?」

ミカサ「そうして欲しい。いや、そうするべき。それこそが夜の立体起動のお楽しみ」

エレン「本当なのか、それ……」

ミカサ「気分が高揚すること間違いなし。まずは雰囲気づくりが重要」

エレン「分かったよ、服をぬがせりゃいいんだな」バサッ

ミカサ「強引なエレン」テレテレ

エレン「……」

ミカサ「……」

アルミン(室内が唐突な静寂に包まれた)



48:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/25(木) 04:46:59 ID:apQAq0Z6

エレン「……」

ミカサ「……エレン?」

エレン「……すげえ腹筋だなミカサ」

ミカサ「あ、うん……毎日腹筋しているから」テレテレ

エレン「毎日しているだけでこんな腹筋になるのか」

ミカサ「なる……はず。少なくとも私はこうなっている」

エレン「俺も一応腹筋してるんだけどな。ミカサは格闘術だけじゃなく腹筋も凄いのか」

ミカサ「エレンに褒められて、私は嬉しい」

エレン「……しかし本当に素晴らしい腹筋だ。芸術だなこりゃ」

ミカサ「ありがとう。でも、腹筋以外にも目を向けてほしい」

エレン「等間隔にバックリと割れた腹筋がミカサの豊富なインナーマッスルを体現していて非常に艶やかだ」

ミカサ「エレン?」

エレン「なあ、ミカサ」ハアハア

ミカサ「な、なに?」

エレン「その腹筋、触っていいよな?」ハアハア

 

49:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/25(木) 17:01:14 ID:apQAq0Z6

アルミン「エレンの息遣いがおかしい」ヒソヒソ

ユミル「目つきもなんか変だぞおい」ヒソヒソ

クリスタ「エレン、どうしちゃったのかなぁ」ヒソヒソ

アニ「ふっ、ざまあないね」ヒソヒソ

ジャン「とても美しい腹筋だ」ヒソヒソ

 

50:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/25(木) 17:23:14 ID:apQAq0Z6

ミカサ「エレン、大丈夫?」

エレン「だめだ我慢できない」ピトッ

ミカサ「ひっ」

エレン「彫刻のような腹筋だ。まるで板チョコみたいだな」ナデナデ

ミカサ「エレンやめて」

エレン「ここに水を垂らしたら用水路になるんじゃないのかこれ」ナデナデ

ミカサ「やめなさいエレン」

エレン「積み荷を乗せた馬車が腹筋交差点を右折しまーす。ぶーん」ナデナデ

ミカサ「エレン、ひとの腹筋で遊んではだめ」

エレン「ミカサの腹筋に茶をこぼしてすすりたい」ナデナデ

ミカサ「あなたは自分が何を言っているのか把握できていない。ので、私は混乱している」

エレン「ミカサの腹筋が好きだ。ミカサの腹筋LOVEだ。ミカサの腹筋がたまらなく愛おしい。ミカサの腹筋を食べたい」ナデナデ

ミカサ「」

 


51:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/25(木) 17:31:56 ID:apQAq0Z6

アルミン「これは大変な事になったね」ヒソヒソ

ユミル「こんな有り様になるなら初めからエレンを焚きつけなかったんだが」ヒソヒソ

クリスタ「エレンは、ミカサの腹筋を見ておかしくなったんだよね?」ヒソヒソ

アニ「あいつはミカサの腹筋に欲情して理性を失ったんだよ。まったく、アンタは知性巨人かよ」ヒソヒソ

ジャン「」ハアハア

アルミン「ミカサがあんなに狼狽している姿は初めて見たよ」ヒソヒソ

ユミル「あの女はエレン以外には興味を示さない生命体だからねえ」ヒソヒソ

クリスタ「感情の起伏が薄いよねミカサは。でもそんなところがクールでいいよね」ヒソヒソ

アニ「ただ根暗なだけだろう? まあ、あたしが言えた口じゃないけど」ヒソヒソ

ジャン「クールな女子がおびえる姿……イイ」ヒソヒソ

 

52:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/25(木) 17:49:21 ID:apQAq0Z6

ミカサ(まさかこんなことになるなんて。エレン以外だったら全力で肉を削ぐべき事案)

ミカサ(ただ、視点を変えればエレンが私を求めてくれていることは事実)

ミカサ(腹筋だって私の一部。私を愛してくれていることに変わりはない)

ミカサ(しかし……やはりエレンには、私という存在そのものを好いてほしい)

ミカサ(……なんて考えは、贅沢なのだろうか)

ミカサ「」ポロポロ

ミカサ(なぜだろう、涙が止まらない)

ミカサ(わたしはミカサ・アッカーマン。自分の身体を完璧に支配できるはず)

ミカサ(それなのに涙を止められない。涙腺をコントロールできない)

ミカサ(ノズルが壊れてしまったらしい。残念だ。エレンにこんな姿を見せたくはなかった)

ミカサ(エレンは腹筋に夢中だ。きっと私の涙なんて気にしない。目にゴミが入ったとでも思っているはず)

ミカサ(この腹筋がほかの女に、たとえばアニに、クリスタに、サシャに、ニーナに備わっていれば、エレンはそちらを愛でるのだろう)

ミカサ(私は所詮、代替可能な容れ物に過ぎないんだ。私がトレーニングを怠って腹筋を失った瞬間にエレンからの愛情も失うんだ)

ミカサ(この世界は腹筋なんだ。私にとってエレンはエレンでなくてはならないのに、エレンにとっての私は腹筋の収容施設)

ミカサ(いい人生だった……)

 

54:以下、名無しが深夜にお送りします 2017/05/25(木) 18:54:17 ID:1TO3wH2A

かわいそう…

55:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/28(日) 04:13:17 ID:gMg1K8Ns

アルミン「ミカサが何かを悟ったような顔をしているね」ヒソヒソ

ユミル「恋する相手が己の腹筋目当てだったんだ。無理ないさ」ヒソヒソ

クリスタ「ミカサの腹筋、ホント最高なことになってるよね」ヒソヒソ

アニ「猛獣のごとき腹筋の割れ方だな」ヒソヒソ

キース「お前たち」

一同「」ギクッ

キース「なにを覗いているのか説明してもらおうか」

アルミン「……不純異性交遊を目撃したので、現場を抑えようと思っていました!」

キース「ほう。バカみたいな理由だな!」

アルミン「はい! すいません!」

キース「どれどれ。見せてみろ」

アルミン「はっ! どうぞ!」

キース(どれどれ…………これはっ!)

キース(グリシャ……お前の息子の息子が、巨人になってるぞ)

Happy End