【進撃の巨人】エレン「夜の立体起動?」 - 暇つぶしのゆいたんねる - 2ページ

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【進撃の巨人】エレン「夜の立体起動?」

投稿日:


 

19:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/13(土) 19:23:07 ID:tX72ZLGk

アルミン「せっかくだから座っていきなよクリスタ」

クリスタ「うん!」

アルミン(しかしクリスタは本当に女神だなぁ。ぼくが夜の立体起動をするなら断然クリスタだよ)

エレン「そうだ、クリスタも夜の立体起動に混ざれよ」

ミカサ「」

アルミン(エレンは本当にたくましい)

エレン「たくさんでやったほうが楽しいだろ、きっと」

クリスタ「ごめんね、夜の立体起動が何なのか分からなくて」

ミカサ「愛する人との神聖な行為」ボソッ

エレン「友達とやる気軽なゲームだよ)

ミカサ「」

クリスタ「楽しいことなら、是非」

エレン「詳しくはあとでライナーとベルトルトが説明してくれるってさ」

ミカサ「違う…これは何かの間違い」

アルミン(ミカサが現実逃避しちゃってるよ、エレン)




22:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/14(日) 14:18:19 ID:0uQ/hT2o

ライナー「よう、相変わらず楽しそ――クリスタ!」

クリスタ「ライナーどうしたの? わたしの顔になにかついてるかな?」

ライナー「ああ、いや、なんでもないんだクリスタ」

アルミン(ライナーの顔が紅潮している。明らかにおかしい。もしやライナーは…)

アルミン(クリスタの夜の立体起動姿を思い浮かべているのか!?)

エレン「座っていけよライナー」

ライナー「お、おう」

ベルトルト「ぼくもいるよ」

ライナー「……」チラッ

クリスタ「?」

ライナー「」ケッコンシヨ

23:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/14(日) 14:25:58 ID:0uQ/hT2o

アルミン(駄目だ、このままではクリスタがライナーの毒牙にかかってしまう)

アルミン(クリスタ&ライナーのワンナイト立体起動の幕開けだ)

アルミン(ぼくはとうに夜の立体起動の為なら心臓を捧げると誓った兵士)

アルミン(その信念に従った末に果てるのなら本望)

アルミン(ライナークリスタの夜の立体起動なんて糞みたいな祭典は、ぼくが命をかけて阻止する)

アルミン(そして、ゆくゆくはぼくとクリスタの――)

エレン「せっかくだからライナーとベルトルトも一緒に楽しもうぜ、夜の立体起動を」

 

25:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/16(火) 21:53:56 ID:fqG8N6i.

アルミン「ちょ、ちょっとエレン! 駄目だよそんな応募者全員サービスみたいなのは」

エレン「どうしてだよ、みんなで遊んだほうが楽しいだろ? アルミンも一緒にやろうぜ」

アルミン「あくまでこれはぼくの推測だけど、夜の立体起動は2人用の行為だと思う」

エレン「へ? そうなのか?」

アルミン「そうだよね、ライナー?」

ライナー「あ、あぁそうだ。夜の立体起動は2人用だ」

アルミン「だからエレン。エレンはミカサと、ライナーはベルトルトと行為をおこなうべきだよ」

ライナー「」

 

26:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/18(木) 12:54:38 ID:R6bcAfy6

ベルトルト「ライナー! やるんだな! いま! こk――」

ライナー「だがなアルミン、夜の立体起動は2人用だが、例外もあるんだ」

アルミン「例外?」

ライナー「不特定多数が乱れて交わる物もまた、夜の立体起動と呼べるだろう」

エレン「そうなのか、なんだか奥深いんだな」

アルミン(それってつまりそういうことだよねライナー)

クリスタ「みんなで仲良く夜の立体起動ができるんだね。本当によかった……」

ライナー「……」ガッタイシタイ

 

28:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/19(金) 09:31:07 ID:5aXHsehM

ミカサ「やっぱりエレンは私と夜の立体起動に興じるべきだと思う」

エレン「は? なんでだよミカサ」

ミカサ「私は、昼の立体起動が上手い。このなかで一番上手い。だから、夜の立体起動だって一番上手いはず」

ミカサ「でもエレンは、これだけの大人数を相手にできるほど、立体起動に長けてはいない」

ミカサ「だからエレンは、私とマンツーマンで夜の立体起動に励むべき」

アルミン(ただエレンを独占したいだけの論理展開だねミカサ)

ライナー「その通りだなエレン。まずは基本を抑えるべきだ」

ライナー「俺はクリスタとペアを組もう。金髪同士のほうが、なんかこう相性いいらしいし」

アルミン(各々がエゴをさらけ出し始めている……そんなことをしたらこの訓練所はもう、無数の性欲に支配されてしまう!)

 


29:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/19(金) 09:41:00 ID:5aXHsehM

アルミン「待って! ライナーは経験豊富なんだよね? だったらぼくとクリスタに夜の立体起動を指導してよ」

ライナー「俺が直に教えた方が早いだろう。アルミンは……ベルトルトに教えてもらえ」

アルミン「直に教えることも大事だけど夜の立体起動を俯瞰で見て適宜指導することだって調査兵団としてのあるべき姿だ」

アルミン「金髪同士の相性がいいならぼくとクリスタだって一緒のはず。むしろ髪質はぼくのほうが近い。ぼくのほうが相性がいいんじゃないの? 違う? ねえ違う?」

アルミン「だいたいライナーはさきからクリスタのことをチラチラとみてたけど、もしかして夜の立体起動なるものを駆使してクリスタとお近づきになろうって魂胆じゃないの?」

アルミン「夜の立体起動が何なのか分からないけどたぶん推測するにソコソコの密着を伴う行為なんでしょ?」

アルミン「夜の立体起動なんて想像もつかないけどたぶん推測するにナカナカの興奮が生じる行為なんでしょ?」

アルミン「夜の立体起動なんて全く存じ上げないけどね!!」

 

30:以下、名無しが深夜にお送りします 2017/05/19(金) 14:05:56 ID:vTxNENJs

必死過ぎだろw

33:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/19(金) 18:46:47 ID:5aXHsehM

クリスタ「やめて2人とも!」

クリスタ「楽しいことはみんなで分かち合えばいいんだよ!」

クリスタ「私は私で頑張るから! ね!?」

ライナー(是が非でも結婚しよ)

アルミン(ああっ女神さまっ)

エレン「あっ、おいもうこんな時間だぞ」

アルミン「ホントだ。もう寮に戻らないといけないね。残念ながら夜の立体起動は明日に持ち越しだ」

ライナー「ま、まあ誰が誰とペアを組むのかは、俺とベルトルトで決めておこう」

ミカサ「私はエレン以外と夜の立体起動をおこなうことはできない。場合によっては」スチャ

ライナー「わ、分かった。ミカサとエレンは決定でいい。皆、異論はないよな?」

一同「」コクリ

 

34:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/19(金) 18:52:36 ID:5aXHsehM

【男子寮】

ジャン「おいエレン、アルミン、夜の立体起動について何か分かったことはあるか?」

エレン「ライナーが知ってるらしくて、明日教えてもらう予定だ」

アルミン「ライナーは夜の立体起動を熟知してるらしいからね」

ジャン「……そうか。それは羨ましいな。羨ましくて禿げそうだぜ」

コニー「んあ?」

アルミン「もしかしてジャンは、夜の立体起動の真相に行きついたのかい?」

エレン「おいおい抜け駆けかよジャン」

ジャン「マルコに教えてもらったんだ……あいつは夜の立体起動経験者らしいからな。自慢気だったぜあの野郎……」

アルミン(まさかマルコが……分からないもんだなあ、あんなに童貞臭いのに)

エレン「じゃあ、俺たちにも教えてくれよ、夜の立体起動を具体的に」

ジャン「……申し訳ないが、俺からは言えない」

 

35:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 02:45:12 ID:bUIu3Sog

エレン「どうしてどいつもこいつも夜の立体起動について口ごもるんだよ」

ジャン「なあエレン、お前はやっぱ、ミカサと夜の立体起動をするつもりなのか?」

エレン「さあ? あいつは俺とやりたいらしいけど」

ジャン「ふっざけんな羨ましい!」ガシッ

エレン「なにすんだよ服破けちゃうだろうが!」グワシッ

ジャン「ミカサに求められてんのに飄々としてられるてめぇの精神構造が気に食わねえんだよ!」

エレン「俺は世話を焼いてくれなんて一言も言ってねえよ! あいつが勝手に――」

ジャン「それが羨ましいって言ってんだよ!」

エレン「なんでそんなミカサミカサって……あっ」

ジャン「あ?」

エレン「もしかしてジャン、お前……ミカサのこと……」

ジャン「」ギクッ

エレン「ミカサのことを……師匠だと思ってるのか?」

 


36:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 02:59:12 ID:bUIu3Sog

ジャン「……えっ」

エレン「悔しいけどアイツは強いからなあ。さすが首席、って感じの強さだ」

エレン「ミカサに弟子入りしたいんなら俺が言っといてやるよ。ジャンがお前に弟子入りしたい、って」

アルミン「エレン違うよ。ジャンはミカサと夜の立体起動がしたいんだ」

エレン「へ?」

アルミン「ミカサと夜の立体起動できるエレンが羨ましいんだよ。そうだよね、ジャン」

ジャン「……」

アルミン「黙ってることが肯定の証だよ」

エレン「なんだそんなことか。好きにやればいいじゃんかよ」

ジャン「そんなことだと!? 好きにやればいいだと!?」

エレン「そんな青筋立てて怒るなよジャン」

ジャン「お前は夜の立体起動が何を指すのか知らないからそんな呑気なことが言えるんだ」

ジャン「もういい教えてやる。耳の穴かっぽじってよく聴けエレン」

ジャン「夜の立体起動っていうのはな」

ジャン「S●Xの隠語なんだよ!!!」

 

37:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 03:06:44 ID:bUIu3Sog

アルミン(あぁ、言っちゃったかw)

エレン「……」

ジャン「どうしたエレン! 動揺して言葉も出ないか!?」

アルミン(さて、これを知ったエレンはどういう反応を示すか)

エレン「なあ、ジャン、アルミン……」

エレン「S●Xって、なんだ?」

アルミンジャン「」

エレン「夜の立体起動が、S●Xっていうのを指すのは判った」

エレン「で、S●Xっていうのはどういう物なんだ? 美味しいのか?」

ジャン「マジかよエレン……」

アルミン「エレン、さすがにそこまでとは思わなかったよ。流石は駆逐系男子。巨人一直線だ」

エレン「いや、お前らがおかしいんだろ。普通知らないってS●Xなんて」

ジャン「いや、絶対知ってる」

アルミン「残念ながら周知の事実だよエレン」

エレン「アルミンが博識だから知ってるだけだろ? ちょっとミカサたちにも訊いてくるわ」ガラガラ

 

38:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 03:16:38 ID:bUIu3Sog

ジャン「お、おいエレン!」

アルミン「とりあえずエレンの跡を追おう!」

【女子寮】

ユミル「教官が私を呼んでるってのはデマだったんだ」

ユミル「アルミンぜってぇ許さねえ」

クリスタ「まあまあユミル落ち着いて。アルミンが聞き間違えたんだよきっと」

ミカサ「どうだろう、アルミンは昔から陰湿で姑息なことを考えるのが得意」

ミカサ「もしかしたら意図的にユミルを排除したのかもしれない」

クリスタ「辛辣だねミカサ……」

ユミル「そういえばあのときは夜の立体起動が云々って話してたんだっけ?」

クリスタ「たしかそうだったね」

ユミル「レディーたちの前で夜の立体起動を論じるなんてデリカシーってものがないなぁ」

アニ「まったく同感」

 


39:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 03:24:28 ID:bUIu3Sog

アニ「もう少し勉強した方がいいんだよ、女の子との話し方を」

クリスタ「アニも夜の立体起動を知ってるの?」

アニ「ええ。やったことはないけどね」

クリスタ「そうなんだ。もし一緒にやるとしたら誰がいい?」

アニ「そうだねぇ……」

ミカサ「」ジー

アニ「……やっぱり公表は控えさせてもらうよ。猛獣に襲われそうだから」

ミカサ「そんなこと言わずに、教えて」

アニ「聞こえなかったのかい? 猛獣に襲われそうだから止めとくって言ったんだ」

ミカサ「そう」ジー

クリスタ(あ、あれ? なんか気まずい雰囲気……)

クリスタ(ユミルは我関せずだし、どうしよう、なんか喋って場を和ませないと――)

クリスタ(でも、何て声をかけたら……誰か、助けて……)

ガラガラ

エレン「S●Xって知ってる!?」

 

40:nepia ◆xXI/gCgBCk 2017/05/23(火) 03:43:13 ID:bUIu3Sog

シーン

クリスタ(い、い、いまS●Xって言ったよね)ドキドキ

ミカサ「エレン、いきなりどうしたの?」

ミカサ「いきなりセッ――そんなことを聞いてくるなんて、何かあったの?」

エレン「もしかしてミカサはS●Xを知ってるのか!?」

ミカサ「……知識としては知っている。体としては知らない」

ミカサ「しかしエレンに求められるのであれば悪い気はしない。いや、むしろ本望」

エレン「ジャンいわく、夜の立体起動ってのはS●Xの隠語らしいんだ」

ミカサ「!?」

クリスタ「!?」

エレン「だけど俺はS●Xが何なのか分からないから、ミカサに聞きに来たんだよ」

ミカサ「アルミンは? 一緒じゃなかったの?」

エレン「もったいぶって教えてくれないんだよ。だからミカサ、代わりに教えてほしいんだ」

アニ「私が教えてあげるよ」

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